最近初めてみた仮想通貨。3か月も経っていないのでまだまだ初心者です。
いきなりですが、詐欺にあいました。
というか詐欺にひっかかりそうになりました。
繰り返さないために、記事にして記録を残すことにします。
実際の詐欺サイトの画面コピーも記載していますので是非最後まで読んで頂ければと思います。
この記事では仮想通貨に関する言葉が出てきます。
仮想通貨の詳しい事は書かないので、ある程度の知識があるとより読みやすいかもしれません。
簡単に流れを書くと
仮想通貨は3000種類以上存在しているらしく、毎日新しい仮想通貨がうまれます。
その中から将来的に「爆上がりするだろう」と無名な通貨を探し出し、一攫千金を狙います。
いわゆる「草コイン」ですね。
- ①購入草コインを少量購入
「Pancakeswap」というサイトで草コインを購入し(BNBからスワップ)、
「Metamask」ウォレットで保管。 - ②v.2運営からコインバージョンアップすると発表
(よくあるかわかりませんが)「コントラクトアドレスを変更します!」と運営が発表。
「ウォレットに新しいコントラクトアドレスを追加して待ってね」とのこと。
ここまでは大丈夫。 - ③ツイッターツイッターで連絡
新しいコントラクトアドレスの通貨がいつウォレットに送金されるかツイッター経由で運営に連絡(コメントに返信)
- ④サポートサポート(偽物)からツイートに返信が来る
③でコメントをしたが、そのコメントに返信がきました。「申し訳ありません。サポートアカウントまでDMください」とのこと(DM=ダイレクトメッセージ)
- ⑤DM指示通り、サポートアカウントにDM(サポートは偽物)
サポートアカウントにアクセスし、「メッセージ」経由でどうすればよいかメッセージを送る。
- ⑥誘導外部サイトへ誘導
「このURLにアクセスしてコントラクトアドレスを入れ替えてください」とのこと。
②にも書いたが、最初に「何もしなくていい」と本物の運営が発表しているので疑い始める。 - ⑦アクセス(偽)サポートから送られてきたURLにアクセス
URLにアクセスします(本当はイケないですよ)。
よく作られている。 - ⑧詐欺確定ウォレットのIDとパスワード入力画面
(偽)サイトにあった「コントラクトアドレスの移行はこちら」というリンクをクリック → ウォレットのIDとパスワード(phrase)を求める画面が表示される。何があってもパスワードを入力してはならない とおじいちゃんがよく言ってたので、即中止。詐欺確定。
セーフ というわけです(ぎりぎり)
偽サイトはよくできていますが
ツイッターのダイレクトメッセージで送られてきたURLを見ていきましょう。
と言いたいところですが、
送られてきたURLはもう閉鎖されています。残念ながらアクセスはできなくなりました。
(スクショ撮ればよかった)
というか、、、、「残念ながら」じゃない ですね。閉鎖されて当然です。
(記事に載せたかったけど)
どうしても載せたいので偽サポートに連絡してみる
やはり雰囲気だけでもお見せしたいので、偽サポートにこちらからわざわざ連絡してみることにした。
ただ・・・サポートのツイッターアカウントが凍結されていて、もう存在していません。
一週間の間で、偽サイト+偽サポート の両方が消えていました。良かったです。
ただ、喜ぶのはまだ早いです。
ツイッター上で検索してみたところ、偽サポートのアカウントが別の名前で登録されていました。
しかも…ひとつだけではないです。
検索したら下記の名前でサポートアカウントが表示されました。
仮想通貨の名前は XXX と仮定して、
- XXX | support official
- XXX_official support
- XXX || SUPPORT
- XXX – Live support
すべては書けません。多すぎるので。
恐ろしいことに、検索すればするほど偽アカウントが出てきます。無法地帯です。
とりあえずてきとーに偽アカウントひとつを選んで、ダイレクトメッセージを送ってみました。
で、簡単に偽サイトをゲット。恐ろしい。
サイトはこんな感じです:
とにかく、ページに乗っているリンクはすべて同じ場所をさしています。
それが、
メタマスク発見!
どのウォレットアイコンをクリックしても、
ウォレットの「phrase」(=パスワード)を求める画面が表示されます。
ウォレットのPhraseを入手できれば、中身を好きな口座に送金できます。
一瞬で空にできます。
最後に
ウォレット登録時に警告がありました。ウォレットの「Phrase」(=復元用パスワード)は絶対に他人に伝えないでくださいと。
当たり前だろう!と思うかしれませんが、騙される人は実際にいるのです、、、
今回は偽サポートアカウント経由で偽サイトに誘導されましたが、調べてみるとさまざまな形でウォレットの情報を盗もうとしているサイトがあるようです。
いかがだったでしょうか。
ウォレットの中身がすべて盗まれたら終わりですね。大事な資産を守りましょう。
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