まずはひとつ言わせてください。
この記事は宣伝ではございません!ONEXPLAYER2は自分で購入して入手したものです。
去年の12月に開始されたクラウドファンディングに参加して、
今年の2月下旬に本体が届きました。
ONE-NETBOOK社の最新ゲーミングUMPC
ONEXPLAYER 2
お金出してふつうーに買ったので忖度なしで書いていきますよ。
ONE-NETBOOK社やUMPCについてはすでにこちらの記事でふれています↓
↓よかったらどうぞ↓
クラウドファンディング?
ONEXPLAYER 2 はまだ一般発売されていません(2023年2月時点で事前予約のみ、発送は3月31日の予定)。AMAZONで予約することはできるみたいです。記事の一番下にリンクを貼っておきます。
ではなぜ発売の2か月前に入手できたのかって?
それは、クラウドファンディングプロジェクトに参加したからです。
クラウドファンディング(クラファン)は、インターネット上でお金を集める方法です。自分のアイデアやプロジェクトをネット上で公開し、多くの人に支援を呼びかけます。支援者はそれぞれ少額ずつお金を出し、プロジェクトが実現するための資金調達に役立ちます。
キーボードカバーもつけて、合計約13万円ちょいでした。おまけに保護ケースもついてきた。
もっと早い段階でクラファンに参加人たちはもっとおまけが付いたようです。
荷物は香港から発送され、梱包は社名付きテープ:
本体の箱はなかなか豪華
特徴
「ONEXPLAYER 1S」と大きく異なっているとこは、なんと言っても取り外せるコントーラー。
完全にマリオさんの勤めている会社を意識してますね。
パソコンなのにコントーラー一体型の「ONEXPLAYER」は新奇だったけど、さらにコントーラー脱着可能になったONEXPLAYER 2はなかなか斬新です。
コントローラーを外した状態でキーボードを付けるとこんな感じになります↓
ONEXPLAYER と比較してみるとコントローラーは太くなりました。もともとでかいって思ってたけどさらに豊満ボディへと進化した…
驚くほど持ちやすくなった。
コントローラーはスカスカ?
コントローラーを持ちあげてみると 軽い! ってなります。なにも入っていないのよくわかります。
ってことはバッテリーは内臓されていなくて単独で動作しません。
よく考えると軽くないとダメですよね。なぜかと言うとコントローラーを付けた状態のONEXPLAYER2の重さは849g です。
コントローラーにバッテリーを内蔵すれば1kgを超えてしまうだろうから…簡便してください ですね。
別売りのアダプターを使えば無線コントローラーとして使えます。
スカスカってことはコントローラー本体にバッテリーがなくて = バッテリーは別売りのアダプターに内臓されているかと思われます。
↓アダプターはまだ完成していないらしい。いつ出荷されるのでしょう…
微調整が必要なんだとか。
スティックは HALL EFFECT 仕様
ここはよくわかりませんが、結論から言うと、ONEXPLAYER 2のスティックはドリフト現象が発生しにくい仕様になっていると。
→スティックのHALL EFFECTは、磁場によって生じる電圧の変化を利用して、ジョイスティックの動きを検知するセンサー技術です。
まぁ、とても凄いってことさ!…たぶん。日本語だとホール効果ですかね。
スペック
ONEXPLAYER 2 | |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 6800U |
メモリ (RAM) | 16GB LPDDR5 6400MHz *32GB モデルもあり |
ストレージ | 512GB / 1TB / 2TB SDD |
ディスプレー | 8.4インチ(2,560×1,600) |
バッテリー | 17,100mAh / 65.5wh |
当たり前ですが、前の機種と比べてパワーアップしてますね。
地味にありがたいのは、本体のスピーカーの音質は凄まじい進化を遂げました。
前機種のONEXPLAYERは「とりあえず音は出る」という音質だったが、このONEXPLAYER 2は高音質になりました。これは嬉しい。
Win11の初期設定画面で日本語の選択肢があった
国内正規版が発売されたら関係話しだけど、僕が入手した機種は最初から日本語が選べた。
Microsoft Surface Go 3を米国通販サイトから購入した時は英語のみだったのでありがたい。
後から日本語パックを入れてもOSの90%しか日本語にならないし、日本語ベースwindowsに入れ替えるとなるとちょっとめんどうですし…
ベンチマーク
いつものTime Spyを走らせてみた。
ONEXPLAYERと同様、ターボーモードが搭載されている。
スペック上、TURBOオフはTDP=15w、TURBOオンはTDP=28w。
ターボーオフ・TDP = 15w
ターボーオン・TDP = 28w
良かった点・気になる点
良かった点
ほとんど「ONEXPLAYER」との比較になってしまうが、良い点をあげていきます。
- 持ちやすくなった
コントローラーが大きくなって太いグリップが付いた。
「ONEXPLAYER 1S」より重いのに不思議なことに持ちやすくなった。長時間使っても案外疲れない。
- スピーカーが神
普通の音質かもしれないけど、前機種と比べると高音質になった。
スピーカーはHARMAN社とコラボして生まれたらしい。 - 冷却ファンは静かになった(気がすっ)
完全に無音ではないが、ファン自体の音がなく、風の音だけです。
ファンは1個に減ったのでその分静かになったのでしょうね。
最大風量だとうるさいけど… - タブレットPCとして使える
おそらく最大のメリットでしょう。コントローラーを外し、キーボードを付けると小型タブレットPCに変身できる。 - 高性能CPU
Ryzen 7 6800u搭載なので最新ゲームでも問題なしでしょう。最近発売された「ホグワーツレガシー」も普通に動きます。
さらに、ボタン1つで呼び出せる「GAME CENTER」というメニュー(?) → 最大TDP、GPUブースト、音量、バイブレーションなどなどの微調整が可能。
気になる点
- まだ少々バグあり
たくさんはないけど、数日使って確認できたのは:
→win11スリープ解除後キーボードが使えなくなる。取り外して再度付けると直る。
→win11スリープ解除後、音が出なくなる。設定画面を一度開くと直る。ただ、今日からこの現象が発生しなくなった。ドライバーが更新された??
→次の二つの不具合はONEXPLAYER 2と関係なく、AMD環境だからだと思います。
まず、I/O DATA製のレコーダー用アプリでテレビ視聴ができなくなった。これは、アプリのレビューを見るとAMD環境だと発生するらしい。めちゃくちゃ使ってたのでめっちゃショック。
後、windows用のAmazonプライムビデオアプリで再生できなくなった。ずっとぐるぐると読み込みが永遠に終わらない。こちらおそらくAMDだからかと…確信は持てないけど。
ちなみにINTEL版も発売されるらしいから(ただの噂だが)、INTEL版待った方がいいかもしれない(←AMDファンに怒られそう) - もう少しベゼルレス感が欲しかった
横の黒い枠は太い。そう思うのは私だけですかね。
- 本体のボタン操作が複雑で覚えにくいw
操作自体が複雑という意味ではなくて、ショートカットはたくさん割り当てられていて、さらに長押しして別のモードに切り替えると別のショートカットに変わる。
さらにボタン同時に押すとタスクマネージャーやらctrl+alt+delやらデスクトップに戻るなどなど、便利なショートカットがたくさん用意されていますが…
覚えられないw 無理です
マウスモード、コントローラーモード、それぞれのモードでショートカットが違うのでホント無理w
たくさん用意して頂いたのはありがたいですけどね。
毎回マニュアルを見てます(よく使うものは覚えちゃうけど)
後、そのショートカットたちは固定でカスタマイズできない。
唯一カスタマイズできるのは、本体の上にある X1とX2 です。
初期設定だと「X1=ホームに戻る」「X2=ソフトキーボード」になっているが、音量↑/音量↓に変える事ができる。
最後に
こんな面白い機械が作られているなんて、恵まれた時代に生きている!と実感しますね。
…
基本的に重いとされているエミュレーターも普通に動かせる。アンドロイドエミュレーターのNOX PLAYERも普通に動いています。
次はベゼルレス+有機ELを出してくれれば最高です。期待してます。
ではこの「ONEXPLAYER 2」という機種は、、、、、
最高だけどPC初心者向けではない
という結論ですね。
windowsの設定やら不具合の対応やら、PC経験者じゃないとあれかも。
(国内正規版が発売されてしっかりとしたサポートがあれば問題ないかも)
タブレットとして使えると書いたけど、見た目はゲーマー感満載なのでスターバックスでドヤるのは少し抵抗ありますね。
いかがだったでしょうか。ざっくりとしたレビュー&感想でした。
国内正規版の販売価格はこちら(変動する可能性あり)
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